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フォックスフィンガー

非接触ツール

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フォックスフィンガーはドアノブやエレベータのボタンなど、たくさんの人が触れるものを直接触ることを防ぐ非接触ツールです。自分の手を汚さず、また共有のものを汚さずに使用することができます。 開発を進める中で全体のイメージが狐に似ていることに気付き、オーエスジーの本社所在地である豊川市にある豊川稲荷の狐にちなみフォックスフィンガーと名付けました。

使用シーン

接触を避けたい様々なシーンで使えます

使用シーン

特長

非接触ツール 特長
  • 人間工学に基づいた握りやすい3D形状
  • せっけん・アルコールで清潔に保てます
  • 安心の日本製
  • 携帯に便利なクリップとキーホルダーなどを通せるホルダ穴付き

開発にあたって

試作から完成まで

    オーエスジーは航空機や自動車産業などの部品加工に使用される切削工具を製造しています。従来の工具設計は、試験品を作成し、工作機械を使って実際に切削テストを行い、都度修正しながら理想形の工具形状を設計していました。しかし昨今では、3D CADを導入し、理想形を3Dプリンター等で出力することで実際の大きさや形状を実物に近い形で確認しながら開発を進めています。3D CADを駆使した設計は、数値を変更するだけで容易に設計変更ができ、格段に速く開発を進めることができます。このような3D CADを活用した開発の手法を駆使して、フォックスフィンガーも3Dプリンターにて試作を進めてきました。試作は、実に73回以上繰り返し、新しいアイデアや要素を取り入れ、実証も重ねながら理想となる形状を完成させました。

量産に向けて

    オーエスジーは工具の製造だけではなく、加工全般に対するサポートも行っています。金型製造に関する豊富な知識やノウハウを生かし、フォックスフィンガーは設計の段階で金型による量産も視野に入れて開発しました。金型で量産しやす形状を保ちつつ、人間工学に基づいた非接触ツールとしての機能を両立する形で設計しています。

開発のヒント

    オーエスジーは微小宇宙デブリ(ごみ)観測衛星「IDEA OSG 1」の部品開発に携わっています。人工衛星を製造するアストロスケール社による人工衛星の組み立て作業にも参加し、クリーンルームにおける組み立てや各種試験の場に立ち会いました。 人工衛星の組み立ては細菌やウイルスを宇宙空間に持ち込まないために、クリーンルーム内で厳重な管理のもと、非常に工夫された手順で作業が行われます。人間が直に触ってはいけない部分が多数あるため、組み立てに使用するねじなどの部品も全て殺菌し、装置のボタンなども直接手で触れることが無いよう、厳しい規制の上での作業となります。 世界中で新型コロナウイルスの流行が広がる中で、感染拡大防止のために非接触ツールのニーズが存在することを知り、フォックスフィンガーの開発に着手した際には、これらの経験が開発の大きなヒントに繋がりました。

使い方動画

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