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持続可能な社会の実現に貢献する、盛上げタップ「GREEN TAP」を発表しました

  • 製品情報
  • 2023.09.19

オーエスジーは持続可能な社会の実現に貢献する、盛上げタップ「GREEN TAP」を発表しました。タップの歴史に新たな1ページを刻みます。

GREEN TAP写真

GREEN TAPロゴ

オーエスジーの「GREEN TAP」は、独自の新製法を採用しました。従来と比較しタップ製作時の消費電力量を削減することで、タップ製造時1本あたりのCO2排出量を約50%削減します(M6×1の場合従来:1.1kg-CO2/1本、GREEN TAP:0.55kg-CO2/1本)。「GREEN TAP」を選択することは、ねじ加工に関わるCO2排出量の削減につながります。オーエスジーは環境に配慮した製品を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献します。

CO2排出量

CAE解析により開発されたユニークな形状

「GREEN TAP」の特長的な形状は、被削材の塑性流動をCAE解析し、刃先強度を最大限に高めるために開発された特殊ねじ部仕様(PAT.P)です。耐折損性・刃先強度が向上し、高い耐久性を実現します。耐久性の向上は、廃棄物の抑制につながり、環境負荷を低減します。

特殊ねじ部仕様

また、塑性加工でねじを加工する盛上げタップ「GREEN TAP」はねじ加工時に切りくずが発生しません。ねじ加工時に切りくずが発生する切削タップは、切りくず処理のため機械を停止することがあります。機械停止中も電力は消費されるため、機械停止時間を抑制することで、消費する電力を削減します。

持続可能な社会を目指して

環境に配慮して製造された製品を選択することは環境負荷低減に貢献します。また、高性能な切削工具をお選びいただくことで、消費する電力の削減や廃棄物の抑制などにつながります。オーエスジーは「GREEN TAP」を通して持続可能な社会実現に向けて貢献していきます。

「GREEN TAP」は2023年9月18~23日ドイツ・ハノーバーで開催されるEMO2023で展示しています。オーエスジーブース Hall 4, Stand E84