OSG(INDIA)PVT,LTD.
(インド)駐在

西川 直樹

西川 直樹Naoki Nishikawa

1995〜1996:第3製造部設計課/設計職(圧造工具)

1996〜1997:西部営業部 京滋営業所/営業職

1997~2000:第4製造部設計課/設計職(ドリル)

2000〜2010:OSG USA, Inc./設計・品質管理職

2010〜現在:OSG INDIA PVT,LTD./工場長

海外勤務が決まった時の心境は?

先進国アメリカでの勤務、それとは対照的な新興国インドでの勤務。それぞれの地域における文化、考え方の違いは人間を大きく成長させてくれます。特にインド駐在になってからは劣悪な衛生環境、大気汚染、混沌とした交通事情、そして45度の灼熱の中で電気供給が昼夜問わず頻繁に途切れ、時にはエレベータの中に閉じ込められ、揚句の果てには水道供給も止まってしまうインフラ環境での生活と業務ですが、今ではこれを『楽しい』と思えるまでになりました。この地での経験は日本での生活では決して気付けなかった自然の偉大さと人間が生きていくことの逞しさを教えてくれます。

駐在先ではどんな仕事をしていますか?

西川 直樹 インドに3拠点ある工場の運営を担っています。製品設計、工場立上げや拡張計画、設備導入、工具の素材選定、生産管理における担当者へのアドバイスなど、責任者として『儲かる工場』にするためのアイディアを頭に浮かべ、実現していく過程が刺激的です。現在はコルカタに従来の2倍の広さの工場を建築中。他国のOSG工場には存在しない発電機や無停電装置の導入といった、電力事情の良くないインドならではの味付けをしつつ、従来よりも働きやすく、また効率よく工具を生産できる製造部門をカタチにしています。

駐在先での仕事の一番のやりがいは?

西川 直樹 インド人の考え方や仕事の進め方は、文化的な思考の違いから日本とは異なっており、こちらの思い描いた通りに物事が上手く運ばない事も多々あります。ですので、それも織り込みながらスケジュール管理、品質管理を進める必要があります。時にインド人の理解力や会話の組み立てに驚くこともありますが、まずは私が彼らを理解するよう努め、同時に彼らに共感してもらえれば、紆余曲折はあれど、共に1つの目標に向かってチームワーク良く仕事を進めることができます。プロジェクトが一歩ずつ進むごとにこの国の文化が体に染みつき、また次の目標に向かって突き進む原動力が湧いてきます。

My Favorite ToolHPドリルシリーズ
『HPドリルシリーズ』です。インド駐在開始前から開発プロジェクトに携わり、赴任後にコルカタ工場において私の監督の元で量産を開始した製品です。従来品とは違う品質管理視点を現地従業員へ伝授し理解してもらった結果、当地にて高品位な製品製造が実現しました。現在でも安定した性能を保ち欧州、米州をはじめ、世界各国のお客様に継続的に安心してご愛用いただいています。