╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃                                               ┃月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第82号)         2012年7月発行 ┃ ╋□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お待たせしました第82号、月刊 OSG E-mail倶楽部! みなさんこんにちは、メルマガ担当の右京です。 もう少しでジメジメした梅雨も過ぎ、暑い夏がやってきますね。 右京の近所では「氷」と書かれた幟もちらほら見え始めました。 ところで、枕草子に「かき氷」の記述があることをご存知ですか? 「かき氷」は古くからあった食べ物ですが、当時は貴族のみが食べることが できる高級品だったそうです。 今年の夏は日本伝統のかき氷を食べて、平安貴族の生活に思いをはせながら 暑い夏を過ごしていこうと思います。 それではOSG月刊メールマガジン7月号、どうぞ最後までお付き合い下さい。 ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ 技術の玉手箱 Vol.82 (2)特集(製品情報) 環境にも優しい!OSG Phoenixヘッド交換式エンドミル PXM (3)特集(海外情報) 海外展示会情報 (4)OSG TAP & DIE, INC発 OSG Cutting News -Aerospace Edition,2012- └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱  Vol.82 ◇◆ ドラゴンズのD ◆◇ □================================================================== 読者の皆さん!本日の玉手箱の題名、なんと読みましたか? 「・・・ドラゴンズの、ディー?」 はい。普通はそう読みます。 NHKのアナウンサーもきっと「ディー」と発音するはずです。 しかし、工具の業界では「デー」と読む人が圧倒的に多いんじゃないでしょうか。 OSG川柳の優秀作品にもありましたね。 職業病? D(ディー)の発音?? デーとなる【テンボスさん作】←うまいっ!! 先日、今年の新入社員教育で自社製品の基礎知識を担当した時 「管用テーパタップ TPT(ティーピーティー)」 と読まれて、何とも居心地の悪い感触を覚えました。 Tはテー、Dはデーと呼んでン十年。 この発音が一般の皆さんからすれば 「なまってる?」 と思われることも、全く気にならなくなってしまいました。 もちろん、これは「ジー」「ティー」「シー」「ディー」など紛らわしい アルファベットを聞き間違えないようにするためです。 また、工具の直径や外径を表す時にも「D」が使われますね。 これは、直径を表す英語 diameter(ダイアメーター)からきており、最近では カッタ径であることを示すため小さなcを後ろにつけて「Dc」と記載されています。 エンドミルがホルダからどれぐらい突き出ているか、を表現する時には  L/D(エルバイデー) を使います。    L=突出し長さ ・ D=工具直径 ・/=割り算の意味 工具直径が10mmで突出し30mmなら、3D。 突出し100mmなら、10Dです。 単純に長さだけを比較するのではなく、工具径との比率で考えるのは たわみ量や加工の難しさを把握する上でとても重要なのです。 電話での聞き間違いを防止するため、お客様にご説明する時には 野球チームの名前をよく使います。 「タイガースのT!スワローズのS!ドラゴンズのD!」 などなど。 「ジャイアンツのJ!」 ・・・おっと、これは大間違い。ジャイアンツはGですね。 皆さん、お気をつけください。 □================================================================== ■特集(製品情報) ◇◆環境にも優しい!OSG Phoenixヘッド交換式エンドミル PXM◆◇    □================================================================== 今年も夏が近づいて来ました。夏といえば節電。皆さまも、職場にご自宅で、 節電対策と暑さ対策に頭を悩ませていらっしゃることでしょう。 ということで、当社の環境に対する取組みの一例をご紹介します。 それは、ソリッドエンドミルのモジュール化。 貴重な超硬材料の使用を必要最小限に抑えるエンドミル。 切削加工における環境課題は、環境汚染、消費電力、レアメタルなど様々 ありますが、今回のテーマはレアメタルの有効活用と省資源。 ご存知のように切削工具には、希少なレアメタルが使用されています。 そして、工具における省資源といえば、 【1】再研磨により、廃却までの利用機会を増やす 【2】表面処理等により長寿命化を図り、使用量を減らす 【3】使用済み品のリユース(主に超硬になりますが) などの取り組みが挙げられます。 また、大径の工具ではインデキサブルが一般的で、必要最小限の超硬材料を インサートに用い、省資源だけではなく皆さまのお財布にも優しい体系が 古くから確立されています。 対してソリッド工具はロウ付、先ムクといった方法で省資源に対応して きましたが、再利用が難しい課題があります。 そこで考えたのが、 先述の『ソリッドのモジュラー化』、ヘッド交換式エンドミル Phoenix PXMシリーズです。 ご興味ある方は、こちらのカタログの57ページを参照下さい。  http://www.osg.co.jp/products/pdf/C_88_osg_phoenix_vol5_1206.pdf?mail_m1207 Φ12~20のラインナップは、ソリッドエンドミルに比べ当然安価ですし、 インデキサブル工具では実現不可能な多刃も用意。 省資源でお財布に優しい。その上、インデキサブルに比べて低抵抗で高能率、 省時間や省電力にも有効です。 但し、ヘッドとシャンクが必要な為、初期投資に難があるのが玉にキズ。 「安く導入出来ないの?」 のお客様の声に応え、現在お得なキャンペーンを実施中。 http://www.osg.co.jp/products/sale/pdf/2012_5_campaign.pdf?mail_m1207 この機会に是非、環境に優しい加工に一票を! □================================================================== ■特集(海外情報) ◇◆ 海外展示会情報 ◆◇             □================================================================== オーエスジーでは国内をはじめ、海外でも展示会に出展しております。 2012年7月から12月までの出展予定の海外展示会情報をまとめましたので、 海外出張等で日程が合いましたら、是非弊社ブースまでお越しください。 (2012年7月時点での情報です) ----------------------------------------------------------------- 【展示会名】The 15th Qingdao Int'I Machine Tools & Moulds Exhibition        (JNMTE 2012) 【期間】2012/8/2-5 【開催国・開催地】中国・Qingdao/Qingdao Int'I Convention Center 【展示会URL】 http://www.jch-mj.com/ ----------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------- 【展示会名】Shenyang 2012 International Equipment Manufacturing       Exposition 【期間】2012/9/1-5 【開催国・開催地】中国・Shenyang/Shenyang International Exhibition Center 【展示会URL】 http://www.cnzbh.com/ ----------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------- 【展示会名】AMB 2012 【期間】2012/9/18-22 【開催国・開催地】ドイツ・Stuttgart/Messe Stuttgart 【展示会URL】 http://www.messe-stuttgart.de/amb/ ----------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------- 【展示会名】BIMU 2012 【期間】2012/10/2-6 【開催国・開催地】イタリア・Milan/Fiera Milano 【展示会URL】 http://www.bimu-sfortec.com/ ----------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------- 【展示会名】METALEX 2012 【期間】2012/11/24-27 【開催国・開催地】タイ・BANGKOK/BITEC 【展示会URL】 http://www.metalex.co.th/ ----------------------------------------------------------------- □================================================================== ■OSG Cutting News ◇◆ -Aerospace Edition,2012- ◆◇       □================================================================== OSG TAP & DIE, INC(アメリカ・シカゴ)が発行している『OSG Cutting News』。 その内容には、日本のメルマガ会員の方々にも役立つ情報もあるということで、 不定期ですが月刊 OSG E-mail倶楽部でもご紹介しています。 こちらには目次を、詳細は専用ページを見ていただけるようにリンク先を 掲載しておきます。 今回は「航空産業」特集です。 -CONTENTS- Take-Off Begins with Education(テイクオフは教育から始まる)※ The Future Blend in Aircraft Intersection Success(インターセクションの成功)※ Industrial Solutions for Difficult-to-Machine Materials The Next Stop: Recovery ≪Cutting News 原文PDFはこちらからご覧いただけます≫   https://www.osg.co.jp/support/club/pdf/cn_aerospace_12.pdf?mail_m1207 ≪※印は日本語訳のあるものです。日本語訳はこちらからご覧いただけます≫   https://www.osg.co.jp/support/club/pdf/cn_aerospace_12(j).pdf?mail_m1207 -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 https://www.osg.co.jp/support/club/withdrawal.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 https://www.osg.co.jp/support/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. 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