╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃                                               ┃月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第79号)         2012年4月発行 ┃ ╋□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさんこんにちは、メルマガ担当の右京です。 あんなに寒かった冬も過ぎ、春がやってきますね。 春といえば、桜です。 近所に大変きれいな桜並木があり、毎春、おにぎりとお茶、カメラを持って 散歩をします。 春風の中写真を撮り、ちょっと疲れたときは土手に座り、おにぎり片手に ずーっと桜を眺めています。 桜の下で「本当に日本人でよかったなぁ」としみじみ思う一方、 「もう桜餅の季節も終わってしまうのかぁ」と食べ物へのはかなさも考える 右京です。 それではOSG月刊メールマガジン4月号、どうぞ最後までお付き合い下さい。 ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ 技術の玉手箱 Vol.79 (2)特集(会社情報) フジテレビ『ほこ×たて』に再出演 (3)特集(展示会情報) WIRE SHOW 2012 (Germany) 出展レポ  (4)OSG TAP & DIE, INC発 OSG Cutting News -Power Generation Edition,2012- └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱  Vol.79 ◇◆ ドリル再研削のツボ ◆◇ □================================================================== ドリルは、摩耗したら再研削して使うのが一般的。 でも、上手にやらないと穴がまっすぐあかなかったり、狙いより大きくあいて しまったりします。 「新品の時は調子良かったのに、再研したらどうも具合が悪い・・・」 というご相談も頂きますので、本日のお題はズバリ! 「ドリル再研削のツボ」です。 再研削する時に気をつける点は色々ありますが、ここでは見落としがちな 3点をご紹介します。 1.リップハイトは0.02mm以下! 2.マージン部の損傷はきっちり取りきる! 3.チャンファ幅は、0.01Dを目安にする! 1.リップハイトは0.02mm以下! リップハイトというのは、ドリルを回転した時の切れ刃間の高さの差です。 どんぴしゃ同じ!が理想ですが、そうはいきませんよね。 この切れ刃高さの差が大きくなればなるほど穴の拡大代が大きくなり、 真円度や真直度も悪くなってきます。 バランスの良い切削をするためには、0.02mm以下を目指してください。 2.マージン部の損傷はきっちり取りきる! 再研削したドリルの切れ刃を正面からだけチェックして 「よし!」 は、ダメです。 外周マージン部に摩耗が残っていないかどうかも、きっちり確認してください。 以上はハイス・超硬どちらのドリルにも共通のツボですが、3は主に超硬ドリルに 言えることです。 3.チャンファ幅は、0.01Dを目安にする! 先月号でお話ししたチャンファも、再研削時に注意する箇所です。 超硬ドリルを再研削する場合は、0.01Dを目安に切れ刃を「面取り」してください。 直径10mmのドリルで0.1mm程度です。 このチャンファを仮に0.3mmつけてしまった場合、どうなると思いますか? 切りくずが分断できずに長~く伸びてしまいます。 適正なチャンファ幅の目安は、直径の100分の1ですよ。 お忘れなく。 2012年3月号月刊メルマガ ▽▽▽          https://www.osg.co.jp/support/club/bn_txt/1203.txt?mail_m1204 オーエスジーの総合カタログやテクニカルデータでは、上記の「ツボ」を おさえた「ドリルの再研削方法」を図付きでご紹介しています。 文章だけではピンとこない方や、今まさに再研削で頭を悩ませている方が いらっしゃったら是非一度ご覧ください。 HPから無料でダウンロードして頂けます。 OSG総合カタログ「穴加工・ねじ加工工具 2011-2012」(掲載はP226、227) ▽▽▽          http://www.osg.co.jp/products/dl/?mail_m1204 OSGテクニカルデータ「ドリル加工」(5.52MB) ▽▽▽          http://www.osg.co.jp/products/technical/pdf/t-24_drill_1007_1007.pdf?mail_m1204 ドリル再研削可能なOSGグループ会社一覧はこちらから ▽▽▽          http://www.osg.co.jp/support/re_grind/re_drill.html?mail_m1204 □================================================================== ■特集(会社情報) ◇◆ フジテレビ『ほこ×たて』に再出演 ◆◇         □================================================================== 4月15日(日)19:00~放送のフジテレビ系バラエティー番組『ほこ×たて』に オーエスジーが再出演致します。  「最強ドリル」対「最強金属」の真剣勝負!  「どんな材料でも絶対に穴をあけるドリル」  「どんなドリルでも絶対に穴のあかない金属」が戦うとどちらが勝つのか!? 番組史上初の引き分けに終わった先回の放送。 皆様からいただきましたご意見・アドバイスなども参考に、再チャレンジと なりました。 開発部隊の「今度こそは!」の強い想い、勝つ為の「最強ドリル」製作への 取組みから緊張の再対決シーンまで、両社の迫力ある『ほこ×たて』バトル、 勝敗はオンエアをお楽しみに。 再戦にかける当社の想いはこちらから ▽▽▽          http://www.osg.co.jp/news/2012/415.html?mail_m1204 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『ほこ×たて』とは 世の中にある矛盾しているものを実際にぶつけて、どちらが勝つか出演者が 予想をしていく番組。熱い「ほこたて」対決が繰り広げられる!! 世界で誰も見たことがない矛盾対決ショー! □================================================================== ■特集(展示会情報) ◇◆ WIRE SHOW 2012 (Germany) 出展レポ ◆◇             □================================================================== 3月26日から30日まで5日間、ドイツ デュセルドルフにある 「メッセ デュセルドルフ」で開催された「WIRE SHOW」に OSG Europe として  初めて出展しました。 この展示会は2年毎に開催されており、今回「TUBE SHOW」と同時開催されました。 この「WIRE SHOW」は、世界のねじメーカ相手に商売をしたい会社が出展します。 今回OSGはグループ4社の共同展示で、OSG JAPAN と OSG STERING社(アメリカ)は ネジ転造ダイス、大宝精密(台湾)はナット用向けタップ、OSP(日本)は特許ネジ と各社の特徴ある製品を展示できました。 展示会場も展示する内容によってホールが分かれており、OSGブースはネジ製品 関連のホール#15、そこでは150社が展示していました。 客層もまさにINTERNATIONALで、トルコ、中国、インド、中東、ヨーロッパ各国、 アフリカ、南北アメリカと、集めたお客様情報のページをめくると国名が全て違う というぐらい国際色豊かな展示会でした。 ただ、ヨーロッパのネジ業界も厳しい状況のようで、どんどん新興国が台頭して いることが肌で感じられました。 OSGも圧造製品関連のGLOBAL化をどんどん進めていくしかないと痛感させられた 5日間でした。 □================================================================== ■OSG Cutting News ◇◆ -Power Generation Edition,2012- ◆◇         □================================================================== OSG TAP & DIE, INC(アメリカ・シカゴ)が発行している『OSG Cutting News』。 その内容には、日本のメルマガ会員の方々にも役立つ情報もあるということで、 不定期ですが月刊 OSG E-mail倶楽部でもご紹介しています。 こちらには目次を、詳細は専用ページを見ていただけるようにリンク先を 貼り付けておきます。 ・Light at the End of the Tunnel ・Diesel Engine Technology and Manufacturing (ディーゼルエンジンの開発・製造) ※ ・HELIOS:No Pecking and Coolant-Through Required ・OSG Participates at Composities Manufacturing & AeroCon ・A Crude Truth ・EXOTAP-NRT,the Winner in Exotic Materials ・EXOPRO Mega Muscle Drill ≪Cutting News 原文PDFはこちらからご覧いただけます≫   https://www.osg.co.jp/support/club/pdf/power_generation_12.pdf?mail_m1204     ≪※印は日本語訳のあるものです。日本語訳はこちらからご覧いただけます≫   https://www.osg.co.jp/support/club/pdf/power_generation_12(j).pdf?mail_m1204 -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 https://www.osg.co.jp/support/club/withdrawal.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 https://www.osg.co.jp/support/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. 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