━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□●●□□□●●●□□●●□□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第40号) □●□□●□□●□□□●□□□□ □●□□●□□□●□□●□●●□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 2009年 1月発行 □□●●□□□●●●□□●●□□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆☆ ━━ お待たせしました第40号、月刊 OSG E-mail倶楽部! 電子メールでお得意様にさまざまなOSG情報を毎月お届けします! 新年あけましておめでとうございます。 本年も、OSGの月刊メールマガジン、どうかよろしくお願い致します。 今年はウシ年ですね。 私、五十嵐は「ウシ」と聞くと思い出す話があります・・・。 ダイエット中の宴会ですき焼き。 食べたい肉をガマンして野菜ばっかり食べていた時に同僚から言われたひとことは 「ばかだなあ。ウシは草しか食べないけどデカいぞ」 ・・・確かに。 今年最初のOSG月刊メルマガ1月号、どうか最後までおつきあいください! ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ 技術の玉手箱 Vol.40  (2)特集(会社情報) (株)青山製作所 ご紹介 (3)アメリカ駐在員発 英語よもやま噺  第40話 └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱 Vol.40 ◇◆ ロックウェル ◆◇                □================================================================== 被削材の硬さを表わすのに使われる単位のひとつにHRCというものがあります。  HRC=Hardness Rockwell C scale ロックウェル硬さのCスケール、という意味です。 そもそも、これは、ロックウェルさんという人が考え出した硬さ測定法のひとつで HRCの他にも、HRA、HRB、HRDなどがあります。 それぞれ「Aスケール」「Bスケール」と末尾のアルファベットで測定方法を区別しています。 これで終わりかと思ったら、実はHRE、HRF、HRG、HRH、HRK、HRN、HRTまでありました。 ・・・びっくりです。 こんなに細かく分けなくても・・・と思いましたが、そんなことを言うとロックウェルさんに 「全部守備範囲が違うんじゃ!必要なんじゃ!」(なぜかおじいちゃん口調) と叱られそうなのでやめておきます。 ごくごく簡単に、このアルファベットの違いを説明しますね。 硬さを調べたいものに先の尖ったダイヤモンドなどを押し込んで、そのくぼみの深さで 硬さを求めます。 その時加える力の強弱によってA、C、Dが分けられていて、例えばAの荷重は60kgf、 Cの荷重は150kgfです。 硬くて脆い超硬などにはHRA、調質鋼などにはHRCを用いることが多いのも、 ナルホドちゃんと理由があるんですね、ロックウェルさん。 Bは、ダイヤモンドではなく鋼球を押し込みます。 青銅や鋳鉄、軟鋼など、軟らかい材料の試験に用いられます。 また、困ったことに、硬さの表現はロックウェル以外にもたくさんあって その材料が硬いのか軟らかいのか、ピンとこないこともありますよね。 そこで、ビッカース(HV)、ブリネル(HB)、ショア(Hs)、引張強さ(N/mm2)などを 馴染みのあるHRCに換算する一覧表をご用意しています。 OSG総合カタログ巻末か、ホ-ムページの技術資料をご活用ください。  http://www.osg.co.jp/products/technical/ 「硬さ換算表」(PDF形式) □================================================================== ■特集(会社情報) ◇◆ (株)青山製作所 ご紹介 ◆◇          □================================================================== (株)青山製作所は、東京都保谷市にありましたが、1986年(昭和61年)、 世界的な特許であるLH-スティックスねじ用のビット・ドライバの開発を目指して、 当時のOSG販売(株)のグループ会社となり、現在に至ります。  現在の主力事業として、①創業製品であるビットの製造             ②ドイツ製帯鋸刃(WIKUS)の輸入販売             ③切削工具の再研磨・再コーティング   を手掛けております。 ①ビット OSG独自の冷間圧造方式によるビットは、高品質・高性能で特に極小ネジの分野で 大きな評価をいただいております。 販売は同じグループ会社のオーエスジーシステムプロダクツ(株)(OSP)が担当して おりますので、ご照会等はOSP社までお願いいたします。 同社のホームページは http://www.j-osp.com/ です。 ②鋸刃(帯鋸刃&丸鋸刃) 青山では、欧州のTOPブランドでありますWIKUS(ドイツ)製の帯鋸刃(HSS&超硬)と 欧州製のHSS丸鋸刃をお届けしています。  ・X3000:粉末HSSの刃を採用したX3000シリーズは、強靭で耐久力が高く   いわゆる難削材向けに格段の高性能を発揮します。  ・超硬バンドソー:HSSの鋸刃では切断が困難な難削材加工や、能率アップ、切断面   の面粗度の向上に非常に有効です。中でも国際特許取得のアサリの無いFUTURA   シリーズは加工時間の短縮を実現し、高硬度材にも高性能を発揮します。   また、タイヤ加工専用に開発されたTCTYREも大きな評価をいただいております。  ・HY-PRO丸鋸刃:HSS製の丸鋸刃でTiN処理品とホモ処理品を幅広く品揃えし、 好評をいただいております。 ③再研&再コーティング 青山はOSGの設計部門、開発部門(OSGアカデミー)に隣接して立地しておりOSGの 誇る研削技術、コーティング技術、工具設計ノウハウ、人的資源を最大限に活用し、 新品と同様の性能、形状を、短納期で実現しております。 当社ではOSGの新品と同じ機械設備を保有していますので、OSGの全切削工具(具体的 には、HSS・超硬を問わず、タップ、エンドミル、ドリル、リーマー)の再研磨& 再コーティングが可能です。 再研磨可能範囲等の詳細はホームページをご覧ください。 (株)青山製作所のホームページは http://www.aoyamass.co.jp/ です。 あるいはOSG株式会社の(http://www.osg.co.jp/)の「再研・再コート」からご覧ください。 □================================================================== ■英語よもやま噺  第40話 ◇◆ On the house  ◆◇               □================================================================== On the house (オン・ザ・ハウス) House (ハウス)は 普通「家」ですが、この場合は、レストラン。 On の意味は、お代は、請求書はどこへ行く・・・といった意味。 面倒な説明になりましたが、 レストラン、飲み屋などへ行って、このお銚子1本は店の奢り!といった時、 On the house となります。 チャージはハウス(レストラン)に付く、という感じです。 店のおごり。 振舞い酒。 とでも言いましょうか。 何かお祝い事があって、 The drink is on the house! (ザ・ドリンク・イズ・オン・ザ・ハウス) と言われたら、一生懸命、思いっきり飲んでください。 酒はただです。 もし奢りたいと思ったら、 The drink is on me! (ザ・ドリンク・イズ・オン・ミー) と言ってください。 飲み代の請求書はすべてあなたの所へ来ます。 アメリカでホールインワンをやると、19番ホール(?)のバーでお酒を皆に奢るのが しきたりだそうです。 私もホールインワン、ずいぶん昔ですがやりまして、コンペの仲間の皆にビールを 奢りました。 そんな時には、 Drinks are on me! (ドリンクス・アー・オン・ミー) 165ヤード少し向かい風、7番アイアンで打った球は穴の真横2cmに落ちて..... いけない、いけない、自慢話はついつい話が長くなります。 以前、カリフォルニアのレストランで食事中のこと。 私、恥ずかしながら、その頃まだ煙草を吸っておりました。 ご承知のようにカリフォルニアでは飲食店内での喫煙は禁止されています。 そこで、屋外のテラスへ、煙草を吸いたくなるたびに何度も席を外して出ておりました。 そしたら、お店の人がビール1本持って来て 「このビール On the house (オン・ザ・ハウス)です」 とビール1本サービスしてくれました。 煙草吸うのに面倒をお掛けしてごめんなさい、というお詫びでした。 でももう柳の下にはドジョウはいませんヨ。 最近は煙草のみには哀れみではなく、憎しみを込めた扱いしかしなくなってますからネ。 On the house のビールはありません。 -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 https://www.osg.co.jp/support/club/withdrawal.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 https://www.osg.co.jp/support/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. All rights reserved. ====================================================================