━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□●●□□□●●●□□●●□□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第14号) □●□□●□□●□□□●□□□□ □●□□●□□□●□□●□●●□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 2006年11月発行 □□●●□□□●●●□□●●□□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆☆ ━━ お待たせしました第14号、月刊 OSG E-mail倶楽部! 電子メールでお得意様にさまざまなOSG情報を毎月お届けします! こんにちは、OSGメルマガ担当の五十嵐です。 暦は11月。いよいよ寒くなってきました。 某大手CDショップのコーポレイトメッセージに『 NO MUSIC, NO LIFE 』 というのがあります。 音楽の無い生活なんて考えられない!ってところでしょうか。 皆さんにとって MUSIC の部分に当てはまる単語って何ですか? 物だったり場所だったり趣味だったり・・・ 具体的な人名が入る場合もありですね! ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ 技術の玉手箱 Vol.14  (2)特集(会社情報)新事務所 苫小牧事務所  (3)アメリカ駐在員発 英語よもやま噺  第14話 └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱  Vol.14 ◇◆ どこからが深穴? ◆◇ □================================================================== 加工現場でよく耳にするわりに、実はかなり曖昧に使われている言葉が「深穴」です。 「どこからが深穴だと思う?」 と聞くと、人によって答がまちまち。  「10Dぐらいからじゃない?」  「6D・・・かなあ」  「タップで5Dは深穴だよね」 と、聞いた人の数だけ答が出てくる始末。 ちなみに【 D 】は工具の直径を表すので、5Dといえば工具径の5倍の長さを表します。 JIS(日本工業規格)の定義では 「深穴あけ=長さと直径の比が4倍以上の穴をあける作業」 となっています。 でも、タッピングの場合の定義は見つけられませんでした・・・。 もし、ご存知の方がいたら教えてください。 一般的には、ドリルで4Dを超える場合にステップ送りを推奨しています。 切削条件も、4Dを超えたら下げるようにお奨めしていることを考えると 「4D超えたらドリルは深穴」と考えていただいて良さそうです。 タップの場合は、止り穴で2.5Dを超えたら深穴と考えてください。 通り穴でも3Dを超えたら注意が必要です。 なぜなら、切りくずトラブルが急増してくる深さはこのあたりから。 「ウチは3D程度の止り穴、何の問題もなくやってるよ!」 というお客さま、素晴らしいです。 ただ、被削材が変わると途端にうまくいかなくなったりもしますので油断は禁物。 以前、このコーナーでご紹介したステンレスのような難削材では2Dを超えたら すでに深穴と考えてください!  ・ステンレス鋼用で、かつ深穴仕様のタップを選定する。  ・内部給油を利用して強制的に切りくずを排出する。  ・切りくずの出ない転造タップを検討する。 といった方法をご検討いただく必要があるかもしれません。 □================================================================== ■会社情報 ◇◆ 新事務所 苫小牧事務所開設 ◆◇  □================================================================== 2006年6月26日より北海道初の営業拠点、苫小牧事務所が開設され 営業活動を開始しました。 北海道と聞いて連想されるのは何でしょう? 広大な大地?酪農?毛がに?ラーメン?・・・・ 確かに北海道といえば一次産業と観光が主たる産業となります。 しかし、オーエスジーとして北海道初の拠点となる苫小牧地区は、 千歳空港より30分、またフェリー港もある北海道の玄関ともいえる都市で、 自動車産業をはじめとする北海道を代表する工業地帯です。 また近くの室蘭地区にも工業地帯があります。 地域に根ざした営業活動をモットーに、北は北海道から南は九州まで。 オーエスジーの営業は日本全国をカバーします! 全国に広がる営業拠点はこちらから ▽ http://www.osg.co.jp/company/business/sales/index.html □================================================================== ■英語よもやま噺  第14話 ◇◆ No turn on red ◆◇             □================================================================== No turn on red (ノー・ターン・オン・レッド) 曲がるな(No turn)赤では(on red) 赤信号では曲がるな、なんて当たり前のことを何言ってる?とお思いでしょうが、 こちらでは大切な言葉です。 America の殆どの州では、信号のある交差点でも一旦停止して安全確認した後ならば、 信号が赤でも右折できます。 日本では左側運転ですから、左折に当たります。 これは混雑していない交差点では非常に合理的な規則です。 車が来ないのにじっと青信号を待って後ろに車が並ぶより、 安全確認してどんどん右折した方が車の流れが良くなり、交通渋滞が減ります。 ところが交通量の多いところ、見通しの悪い交差点などでは 信号の付いている柱に “ No Turn On Red ” の標識が下がっています。 つまり、危ないから赤信号で曲がっちゃ駄目よ、ということになります。 ここで赤信号のときに右折すると、おまわりさんに捕まります。 America で国際免許証を持って旅行しようとされる人達、お気を付け下さい。 また、州によっては赤信号での右折を認めていない州もありますので Rent-a-car するときに確認した方が良いでしょう。 あるいは赤信号でも動かず、後ろからクラクションを鳴らされ、 おもむろに右折する場合もありますがこれは危険です。 後ろのクラクションを鳴らした人が州外の人で、 本当はしてはいけなかった時には罰金を払うことになってしまいます。 ハワイなどは外国人の Drivers が多いせいか、 信号機自体で右折、左折すべての可能性を網羅しています。  単純な赤・黄色・緑の信号機ではなくて、右の矢印、左の矢印、 まっすぐの矢印と矢印だらけです。 ですから標識もわかりやすくて、さすが世界的な観光地だけあるなと 変な感心をしたことがあります。 以前に日本のEngineer(エンジニア)の方と一緒にユーザ周りをしました。 初めての訪問だったので、道を知らずに地図を頼りに車で行ったのですが、 道を間違えて右往左往、時間も余裕がなくなるし、急いで交差点にさしかかり、 赤信号で右折しました。 既に皆さん御存知のように、法律違反ではないのですが、 日本からのエンジニアはそんなこと知りませんから、彼の驚いたこと! 体を硬直させて、「こいつ、信号無視までしやがって。」といった目で 私の横顔にグサッと鋭い視線を投げつけました。 ほっぺたが痛かった・・・。 -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 https://www.osg.co.jp/products/club/index.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 https://www.osg.co.jp/products/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. All rights reserved. ====================================================================