━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□●●□□□●●●□□●●□□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第33号) □●□□●□□●□□□●□□□□ □●□□●□□□●□□●□●●□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 2008年06月発行 □□●●□□□●●●□□●●□□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆☆ ━━ お待たせしました第33号、月刊 OSG E-mail倶楽部! 電子メールでお得意様にさまざまなOSG情報を毎月お届けします! こんにちは、OSGメルマガ担当の五十嵐です。 先日、パシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展」では 多くの方にオーエスジーブースへお越しいただきありがとうございました。 次回展示会出展予定は10月30日~11月4日まで東京ビッグサイトで行われる 「JIMTOF 2008 第24回日本国際工作機械見本市」です。 多くの方のご来場、お待ちしてます! ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ 技術の玉手箱 Vol.33  (2)特集 (スポーツ情報) バスケットボール bjリーグへ (3)特集(会社情報)OSG 70年の歴史 第4回(全5回) (4)アメリカ駐在員発 英語よもやま噺  第33話 └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱  Vol.33 ◇◆ Pgねじ ◆◇             □================================================================== 今回は、ちょっと珍しいねじのお話です。 その名もPg(ピージー)ねじ。 ねじ山の角度が80度という、普段使っているMねじ(60度)に比べると 鈍角のねじです。 このPgねじ、日本ではめったにお目にかかれませんが、ヨーロッパでは割と ポピュラーな規格です。 DIN(ディン)規格というドイツ国家規格の「電線管ねじ」に分類されていて、 Pg7、Pg16 のように後ろに数字がつく形で表わされます。 日本では、「薄鋼電線管ねじ」の山形がやはり80度ですが 寸法・精度が全く違うため、部品や加工工具の共用は出来ません。 ちなみに、この「薄鋼電線管ねじ」のねじ記号は CTC です。 「そんな記号のねじ、見たことないよ」 とおっしゃるお客様の方が多いですよね・・・。 CTC も Pg も、タップやゲージは特殊品となりますのでご注意ください。 ねじの規格というのは本当に多種多様です。 いろいろなねじ規格のご紹介も、このコーナーで少しずつさせていただきます。 お楽しみに! □================================================================== ■特集(スポーツ情報) ◇◆ バスケットボール bjリーグへ ◆◇                □================================================================== 日本で唯一のプロバスケットボールリーグである「bj(ビージェイ)リーグ」に 今年の10月に開幕する2008-2009シーズンより、フェニックスは参戦いたします。 ホームタウンを今までの東三河エリアから、浜松市も含めたホームエリアに 拡大し、チーム名も「浜松・東三河フェニックス」に改称されます。 新生フェニックスはプロチームとしてさらなる飛躍を目指します!! これからも、今まで以上に熱い応援をよろしくお願い致します!! 浜松・東三河フェニックスHP ▽ http://www.bj-phoenix.com/ □================================================================== ■特集(会社情報) ◇◆ OSG 70年の歴史 第4回 ◆◇             □================================================================== ◆海外戦略の展開  エンドミルの輸出はヨーロッパへは昭和47年1月に、アメリカへは2年後の 9月に開始しました。  この頃、日本列島はオイルショックによってパニック状態となり、工具業界も 手痛いダメージを受けました。 オーエスジー販売の売上も減少し戦後最大の危機に直面したのです。 しかし、積極的な販促と輸出の伸びにより不況を乗り越え、昭和52年度には 創立以来最高の61億6千万円を記録しました。 そしてこの年の2月、大沢秀雄は輝秀を代表取締役社長にして販売会社の 経営を委譲し、自らは代表取締役会長へ退きました。  オーエスジーにとって昭和40年代後半は、海外の生産拠点を作る足がかりを 築く時代となりました。 昭和48年8月、OTD社は中堅タップメーカのソスナー社を買収、 同49年11月、オーエスジー・フィラメンタス・デ・プレシサオ社(略称OFP)を設立、 同51年に工場が完成しました。 また昭和60年に韓国OSG株式会社を設立し、オーエスジーは韓国、台湾、 アメリカ、ブラジルと4つの海外生産拠点を築き上げました。 ◆百億円企業を目指して  秀雄から販売会社の舵取りをバトンタッチして以来、輝秀は次々と新しい 経営手法や販売戦略を取り入れました。 業界の反応も当初は冷ややかなものでしたが、製品のシェアが伸びて行くにつれ、 次第に関心と理解を示す人が増えていきました。  また社員教育にも力を入れ、「話し方教室」や「幹部研修会」、 「若手社員研修会」の他、海外の生産・営業拠点へ若手をどんどん送り込み、 昭和50年代に大躍進を遂げる最大の原動力となりました。 ◆世界のオーエスジーへ  昭和53年が創立40周年にあたることから「40作戦」と名付けた 販売キャンペーンを大々的に行ったことや、エンドミルの需要が急速に増大した ことにより業績は上昇し、第68期(昭和54年12月~55年11月)は待望の 年間総売上100億円を突破、そして同56年6月に東証1部、名証1部に同時上場を 果たしました。 翌年2月には技術の粋を集めた新城工場(新城市)が完成し、エンドミルの 生産を開始しました。  この時期、エンドミルに続く戦略商品としてドリルの開発を進めました。 当時のドリル市場規模は月間約600万本と言われ、先発メーカ2社が市場を ほぼ二分していました。 2年近く試行錯誤を繰り返し、他社製品にはない特徴をもった 「EX-ゴールドドリル」が開発されました。  しかし、販売会社の奮闘にもかかわらずドリル市場の開拓は困難を極め、 昭和60年当初月産10万本でスタートしましたが思うような伸びは見られず、 7年後の平成3年4月に第4製造部を新設してドリルとエンドミルの生産を 新城工場から本社工場へ移し、ドリルの月産を15万本に増強するまで長い 苦戦を強いられました。  昭和50年代後半は、多種多様な製品の開発に取組みました。 同57年9月、超硬工具の世界的メーカである西ドイツのワルター社と業務提携。 10月には新事業「LHスティックス」の販売を開始。  また、“第三世代の工具”といわれるセラミック工具・サーメット工具に ついては、日本特殊陶業との技術提携を深め、ツーリング工具「HY-PRO(ハイプロ)」 というブランド名を立ち上げました。  さらに製鋼メーカと共同研究に着手し、タップ向けの新鋼種を開発。 ポイントタップとスパイラルタップを“EXシリーズ”と名付けて 同58年の3月に発売したのを皮切りに新鋼種への切替えを進め、 ユーザの声に応えていきました。  昭和63年オーエスジーは創立50周年という記念すべき節目を迎えました。 新たなスタートを切った昭和64年1月、昭和天皇が崩御されて平成時代と なりました。 オーエスジーの新たな半世紀は、平成時代の幕開けと共に始まったのです。   ・・・次号へつづく □================================================================== ■英語よもやま噺  第33話 ◇◆ What else is new ?◆◇             □================================================================== What else is new?(ワット・エルス・イズ・ニュー) 何か(What)他に(else)新しい事ある(is new)? 他に新しい事は? それのどこが新しいんだ? 今聞いたことはニュースじゃない、別に目新しいことじゃない。 他にニュースはないの?いつもの事じゃないか。 と言う意味。 嫌みで切り返す時に良く会話で使います。 反町クン久しぶりの登場です。 「反町―ッ!大変ダー! ミッちゃんが車をぶつけちゃったんだって! 」 「あー? ミッちゃん? クルマ? ぶつけた?  What else is new?(ワット・エルス・イズ・ニュー)  またかよ? でも、いつものことだ。別に驚くようなことじゃネエ。  まあ、まあ、まず落ち着いて、話してみろ。」 「ミッちゃんがね、そこの駐車場にバックで入れようとしてネ、  横に停まってた、赤いポルシェにぶつけたんだって。」 「エッ!? 赤いポルシェ!? そこの駐車場?  それ、俺の車じゃないか! それを早く言え!」 -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 https://www.osg.co.jp/products/club/index.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 https://www.osg.co.jp/products/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. 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